PT Spotlight visual

病理診断の質は、症例の積み重ねだけでは測れません。

似ているが異なる症例。
典型から外れた所見。
判断に迷うグレーゾーン。

そのすべてに対して、
最終判断を下すのは“人”です。

その判断力を、世界データで“可視化し、鍛える”のがPIPです。


なぜ今、「判断力」なのか?

AI・デジタル病理・遺伝子診断の進化により、 情報は増え、診断はより複雑になっています。

しかし現場では、こうした課題が残っています:

  • 類似症例間で診断が揺れる
  • 経験値によって判断に差が出る
  • 若手育成が属人的になりやすい

👉 精度だけではなく、 判断の一貫性と再現性が問われる時代です。

PIP/PIPWとは何か?

① PIP

実際の組織標本で、診断力を確かめる。

実際のガラス組織標本とデジタルスコープ症例が手元に届くプログラムです。腫瘍・腫瘍類似病変から炎症性疾患まで、米国で選りすぐられた希少症例を使って診断を行い、全世界7,000名以上の病理医と診断結果を比較します。

解説書には、正解だけでなく「診断のポイント」「鑑別のコツ」「最新の知見」が丁寧に記述されており、一つひとつの症例が学習の機会になり、自分の診断が“どの位置にあるのか”を把握できます。組織標本は手元に残るため、個人のライブラリーとして活用できます。

② PIPW(デジタル画像版)

場所を選ばず、オンラインで参加できる。

PIPWは、DigitalScope®によるデジタル画像をブラウザ上で観察・診断するオンライン形式のプログラムです。年1回(PIPW10)または年2回(PIPW20)から参加スタイルを選べるため、忙しい臨床現場でも無理なく続けられます。時間や場所に縛られず、継続的に判断力を維持・向上できる設計です。

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がん診断は、単なる検査結果の読み取りではありません。
異なるモダリティ間の不一致、腫瘍細胞率のばらつき——その“揺らぎ”の中で、最終判断を下すのは人です。

以下の2つのCAPサーベイプログラムは、この判断の質に焦点を当てています。

  • NMBA/NMB1: 結果不一致に対する臨床的思考プロセスを鍛える
  • NEO: 腫瘍細胞率評価のばらつきを可視化し、精度を高める

“正しい結果”ではなく、“正しく考える力”へ。


なぜ今、「判断力」を評価するのか?

次世代シーケンス(NGS)やコンパニオン診断の普及により、病理と遺伝子検査の境界は曖昧になりつつあります。

しかし現場では、こんな課題が残っています:

  • モダリティ間で結果が一致しない
  • 腫瘍細胞率の評価が施設・担当者でばらつく
  • 最終判断のプロセスが属人化している

👉 つまり、“測定精度”だけでは足りない。

👉 “判断の一貫性”こそが、診断の質を左右する時代です。


① NMBA/NMB1:マルチモーダルバイオマーカー評価

「不一致」を、思考で解決する。

IHC・FISH・フローサイトメトリー・分子腫瘍学検査——複数のモダリティを使って検査を行う時代、結果の不一致は避けられません。 NMBA/NMB1は2024年に新設された症例ベースの教育プログラムで、「なぜ乖離が生じたのか」「どの情報を優先して最終判断を下すか」という臨床思考プロセスを体系的に鍛えます。 施設全体の判断基準の統一と、若手技師・医師の育成にも直結します。


② NEO:腫瘍細胞率評価

「ばらつき」を、可視化する。

NGS解析の前提条件として、腫瘍細胞率の評価精度が問われる機会が急増しています。 NEOプログラムは、デジタルスライド(Whole Slide Image)を用いたオンライン形式のCAPサーベイで、実臨床に近い環境での評価を年2回実施。 施設内・施設間での判断のばらつきを可視化し、病理部門の客観的な品質証明を可能にします。